東京支店 中期経営計画(5年)

今年度から設立した東京支店は、首都圏エリアにおける外国人所有不動産事業の火災保険を多言語対応で行うビジネスモデルです。2020年4月から営業開始予定でしたが、新型コロナウイルスの関係で、2か月後の6月から実質の営業を開始しました。当初は首都圏エリアの中国人を中心とした外国人を顧客対象としていましたが、最初にブレイクしたのは東南アジアを中心とした外国人でした。その後、中国人顧客が反応し始め、順調な滑り出しを見せています。2020年7月時点での提携不動産・不動産管理企業は3社(東南アジア系2社・中国系1社)ですが、そのうち1社からは、今後5年に渡り約400人の既存顧客の紹介を取り付けています。今年度は提携企業を増やし来年度中には提携企業数10社以上、5年以内には30社以上が目標で、「保険代理業×外国人不動産事業」ではニッチトップを狙っていきます。

しかしながら、対象不動産物件は投資用であり、顧客が売却すれば同時に火災保険も解約となります。よって、外国人不動産事業の売上はずっと右肩上がりではなく、あるところでは頭打ちになると予測しています。よって、外国人不動産事業だけに頼るのは限界があります。そこで、外国人を顧客対象としたインシュアテック事業や首都圏エリアにおける新たな保険ビジネス市場を開拓し、東京支店は多くの同業他社の発想できない・追いつけない保険代理店として地位を確立していきます。

 

年度
事業開始
中期経営計画
2024年度
5年目
・提携不動産・不動産管理会社30社達成
2023年度
4年目
・外国人不動産事業関西エリア進出(テレワーク対応)
・首都圏エリアでの新規事業開始(将来の外国人不動産事業の頭打ち対策)
2022年度
3年目
・提携不動産・不動産管理会社20社達成
2021年度
2年目
・提携不動産・不動産管理企業10社達成
・首都圏エリアでの新規市場研究開始(将来の外国人不動産事業の頭打ち対策)
・外国人不動産関連インシュアテック事業開始

年度
事業開始
要員計画
(橋口を除く)
職場環境一般収保
(売上高)
手数料
(売上総利益)
2024年度
5年目
N/A1億円1,600万円
2023年度
4年目
1名
(関西エリア)
WeWork神田スクエア移転7,500万円1,200万円
2022年度
3年目
1名
(計4名)
5,500万円880万円
2021年度
2年目
N/A3,500万円560万円
損益分岐↑
2020年度
初年度・10か月
1名
(計3名)
ちよだプラットフォーム
スクウェア内でオフィス移転
1,350万円216万円

 

東京支店 短期経営計画(1年)

外国人不動産事業の拡大とインシュアテック着手

来年度中の提携企業数10社以上を目指し、東南アジア系顧客と中国人顧客の紹介先を開拓していきます。また新規事業として、現在の業務から得たヒント(顧客のお困りごと)にインシュアテックを掛け算してプラットフォームを作ることを保険会社にもちかけ、可能性を探ります。

今年度の中期経営計画を見据えた単年計画は以下の通りです。

・英語と中国語での保険営業スキーム完成(翻訳・メール・トーク)
・中国語圏顧客のための動画説明作成
・外国人不動産・不動産管理企業提携先開拓

・外国人不動産事業に関する英語と中国語のウェブページ完成

・インシュアテック事業を保険会社に打診(幹事代理店となる)

 

新事業領域の仕組みの構築・担当業務のスペシャリストになる

*田連煕社員の個人目標を出していますが、上記全て同支店の共通項目です。

 

組織図

2020年7月1日現在