経営理念

全ての社員が “I am Pliant” になるように

プライアントの社名は、2005年の秋、東京都練馬区中村橋2丁目のアパートで生まれました。

新社名を依頼したのは、当時有限会社橋口保険事務所の社長であった橋口美佐子(現・取締役会長)。2006年4月の力武保険事務所吸収合併を前に、橋口の名前がつかない社名で新メンバーを迎え入れたい橋口会長の想いが依頼の背景にありました。依頼を受けたのは、現社長の橋口久。当時住んでいた中村橋のアパートで、社名を考えました。当初は、安全に関するギリシャ神話の神様の名前も検討しましたが、なかなかしっくりきません。そこで、改めて社名変更の経緯を考えました。

橋口会長が入った頃の損害保険業界は男性社会と言われ、今では女性差別にも取られかねない不当な待遇を受けたこともありました。しかし、安田火災研修生同期で全国トップ卒業をしたことを皮切りに、保険会社の社長賞を毎年獲得するなど、男性社会の中で活躍。結果、男性の同業者を合併するまで成長しました。男性社会の中で勝ち残った橋口会長の強みは何だったか。橋口久は、橋口会長の「芯の強い女性らしさ」、つまり、「竹のようなしなやかさ」があったからに違いないと確信しました。

プライアントは英語の形容詞で「しなやかな・たおやかな」という意味を持ちます。「橋口保険事務所がなくなっても、橋口美佐子の生き方を会社に残し、そして後から続く仲間と継承したい」そう考えた橋口久は、橋口会長に新社名を打診し、会長もプライアントという新社名に承諾しました。つまり、社名変更当時は、「橋口会長=プライアント」だったのです。

経営理念の「柔靭(じゅうじん)成長企業」の柔靭とは、文字通り、しなやかで強い
様。つまり、経営理念にも、プライアントと名付けられた会社のストーリーが強く影響されています。橋口美佐子会長の生き方を継承し、たゆまぬ学びと実践を通して、社員一人ひとりが「プライアント」となり、お客様、そして地域の皆様へ自己と企業の成長を還元していきましょう。

社員の皆さんの柔靭な成長に期待します。

(経営理念の書は橋口美佐子会長)